2021年8月18日(水)の日本時間22時にPokémon Presentsにて、今後発売予定のポケットモンスターシリーズのリメイク作や最新作の紹介映像が公開されました。
本記事では、最新作にあたる「Pokémon LEGENDS アルセウス」について要点を整理し、紹介して参ります。
Pokémon LEGENDS アルセウスの発売予定日
「Pokémon LEGENDS アルセウス」の発売予定日は、リメイク版「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」の販売に2ヶ月遅れて、1月28日(金)の発売予定です。
シンオウ地方今昔物語として、ゲーム内物語に繋がりや伏線が存在する可能性も大いに考えられるので、発売日を、リメイク版をプレイしながら待ってみるのはどうでしょうか。
Pokémon LEGENDS アルセウスの冒険の舞台
今作の冒険の舞台となる場所は、“ヒスイ地方”と呼ばれる土地です。
“ヒスイ地方”で繰り広げられる物語は、ポケモン過去作「ダイヤモンド・パール」で登場した冒険の大地“シンオウ地方”の遠い昔、まだ人間とポケモンが友好な関係を築いていることが一般的ではなかった時代のお話です。
ヒスイ地方で活動する主人公を迎え入れる拠点は、コトブキムラと呼ばれる古風な日本を想起させてくれる場所です。
主人公は、ヒスイ地方の初版ポケモン図鑑作りを目的に、数多の野生のポケモンと触れ合うため走り回ります。
主要組織・キャラクター
今作の主人公は、コトブキムラを活動拠点とする組織の一員として活動します。
ギンガ団
ギンガ団といえば、過去作「ダイヤモンド・パール」にて新世界を生み出すことを目論むアカギを筆頭にした悪の組織でした。
今作のギンガ団は悪役の立場ではなく、ポケモンの生態研究の捜査員たちといえる立ち位置のようです。
ポケモンシリーズの冒頭でお決まりのイベントといえば、ポケモン博士から用意された3匹の内1匹のポケモンを貰うことではないでしょうか。
今作の博士ポジションにあたるのは、ギンガ団組織内でポケモン生態研究を務めるラベン博士です。ラベン博士は、ヒスイ地方に身をおく前にも、様々な大地でポケモン生態の研究をしているようで、当時では名の知れたポケモン学者だったのかもしれません。
複数の大地で研究経験のあるラベン博士から、主人公が譲り受けることができるポケモンは、様々な世代から抜擢されたヒノアラシ、モクロー、ミジュマルの3匹です。
ギンガ団団長であるデンボク、調査隊の長であるシマボシと関わり主人公が調査隊として如何に活躍していく物語が紡がれていくのか、発売日が待ち遠しいですね。
余談となりますが、ヒスイ時代のギンガ団のロゴマークは「銀」がモチーフになっており、シンオウ時代のギンガ団のロゴマークは「G」がモチーフとなる点から、ギンガ団今昔と繋がる同一組織だと現時点で断言することは難しいでしょう。
ゲームシステム
今作「Pokémon LEGENDS アルセウス」は、RPGと、これまでのポケットモンスターシリーズにはなかったアクションを掛け合わせたゲーム性が特徴のゲームです。
キャラクター操作
直近のポケモンシリーズ「ソード・シールド」のワイルドエリアの操作感に、草むらに隠れてポケモンに近付く、ポケモンバトルを仕向ける、時には主人公が敵ポケモンから直接攻撃を受けることだってある、これまでのポケモンシリーズでは見たことのないアクション要素が様々です。
Pokémon LEGENDS アルセウスでは、ポケモンバトル時にポケモンのHP管理だけでなくトレーナーのHP管理や敵ポケモンの攻撃回避など、これまでにはない真新しいキャラクター操作が求められることが紹介映像から読み取ることができます。
バトルシステム
Pokémon LEGENDS アルセウスでは、これまでのバトルシステムに新しく2つの要素が追加されています。
力業
1つ目は、力業です。
力業をセレクトすると、技を繰り出す行動順が遅くなるデメリットがありますが、攻撃力が上がるメリットがあります。既存の技にある、後攻時に技威力が2倍になる効果を持つ「しっぺがえし」に似た運用方法になるのではないのでしょうか。
早業
2つ目は、早業です。
早業をセレクトすると、技威力は落ちますが、行動が他技よりも早く優先されるようになります。更に、1ターンに2回技を繰り出すメリットを持ち合わせています。
早技の強みは、自身の能力を上げる「つるぎのまい」「のろい」をはじめとする変化技を使う際の隙を無くすことができる点ではないでしょうか。
また、残り僅かの相手HPを削る際の「でんこうせっか」と同様に、他攻撃技を先行技としても運用することもできそうですね。
ヒスイ地方のポケモン
ポケモン最新作情報で一番気になる点といえば、新ポケモンが登場するか否かではないでしょうか。現時点では、既存ポケモンの新進化が2つ、既存ポケモンの新たなリージョンフォームが2つ発表されています。
新進化
はじめに既存ポケモンに追加された新進化をみていきましょう。
1体目は、オドシシの新たな進化系“アヤシシ”です。
アヤシシは、過酷な自然環境に鍛え抜かれたオドシシが進化した姿であるといわれています。
まだ人間とポケモンの関係が一般的には薄いヒスイ時代で、人間との生活との関係性が深く人々から大切にされているポケモンの一種です。
2体目は、バスラオの新たな進化系“イダイトウ”です。
イダイトウは、遡可魚の習性を持つバスラオが、上流・中流を、目指し川登りをしている最中に亡くなってしまった仲間の未練・亡霊を、生き残りが身に纏って進化した姿であるといわれています。
どちらのポケモンも、まだ公式情報が少なくタイプや特性、固有技の有無についてはまだ明らかになっていません。
リージョンフォーム
続いて既存ポケモンの新たなリージョンフォームをみていきましょう。
1体目は、ウォーグル(ヒスイのすがた)です。
映像では、サイコカッターらしき技を使用している点と、“サイコパワーで衝撃波を生み出す”といった説明から、ひこう・エスパータイプになるのではと憶測することができます。
2体目は、ガーディ(ヒスイのすがた)です。
映像では、いわなだれらしき技を使用している点と、“頭の角は岩でできている”といった説明から、ほのお・いわタイプになるのではと憶測することができます。
リージョンフォームにおいても、まだ公式によってポケモン性能は公表されていないため、タイプ予測についても憶測の域を脱することはできませんでした。今後の情報が見逃せませんね。
明確になっていない情報・憶測
「Pokémon LEGENDS アルセウス」紹介映像には含まれていたものの、8月18日のポケモンプレゼンツでは触れられていない、今後の動向に目が離せない情報を紹介いたします。
ボスポケモン
紹介映像の中では、野生のポケモンとは異なって、顕著に凶暴性を増したポケモンが映っていました。これらのポケモンは今作物語の重要なキャラクターとなるのでしょうか。
現時点では情報量が少なく、憶測することも難しい要素の1つです。
アルセウス
Pokémon LEGENDS アルセウスのパッケージ名でもあり、主要キャラクターになると憶測されているアルセウスですが、今現在の段階では紹介映像にも映っていないため謎多きキャラクターです。
これまでは映画や特定のイベントで配布されていた幻ポケモンの立ち位置でありましたが、Pokémon LEGENDS アルセウスの登場によって伝説ポケモンと同様に気軽に入手できるポケモンになるのでしょうか。
また、Pokémon LEGENDS アルセウスでアルセウスにリージョンフォームを筆頭とする新たな要素が追加されるのか、最も今後の情報に期待が膨らむ最重要キャラクターであること間違いなしですね。
ポケモンライド
映像では、ポケモン過去作「サン・ムーン」にて、秘伝技が廃止された代わりに初登場したポケモンライドに類似した移動手段が登場していました。
Pokémon LEGENDS アルセウスでも、ポケモンライドが主要の移動手段となる可能性が高くなることが憶測されます。
Pokémon LEGENDS アルセウスの今後の予定
最後に、「Pokémon LEGENDS アルセウス」の発売予定日や予約開始日について紹介いたします。
Pokémon LEGENDS アルセウスの予約開始日
「Pokémon LEGENDS アルセウス」の予約は、switchゲーム内ストアであるニンテンドーeショップでは8月18日(水)のポケモンプレゼンツ放送後から、ゲーム店舗やネットショップでも8月19日(木)から予約受付が始まっています。ゲーム発売当日から確実に遊ぶためには予約必至です。
ポケモンバンク
「Pokémon LEGENDS アルセウス」は2022年中に「Pokémon HOME」との連携が可能になる予定です。
最新作で入手したポケモンを過去作「ソード・シールド」へ移行することは現状不明です。
「Pokémon HOME」についても今後に更なる情報が公開されるとのことですので、次回のポケモンプレゼンツが待ち遠しいですね。
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