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【ポケモン剣盾】ダブルバトルの仕様が変更に!素早さは技選択時ではなく、ポケモンが行動する度に再計算される仕様に【ポケモンソード&シールド】

ポケモンソード&シールド情報

ダブルバトルの仕様変更について話題のツイートがこちら。

ダブルバトルにおける、行動順に関するツイートです。
今回はこちらの意味を説明したいと思います。

ちなみに私の解説ツイートは以下です。ダブルバトルに慣れていて、この説明で色々とイメージができる人は、この先の文章は特に読まなくても大丈夫だと思います。ダブルバトルの面白さが一段と増した形になっています。

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ダブルバトルの行動順の仕様変更内容について

これまでの仕様での解説

まずこれまでのダブルバトルの行動順決定の方が分かりやすいので解説しておきます。
シングルバトルと同様にダブルバトルでも技選択時に素早さ順が決定し、その順番の通りに行動していました。
技選択時にA→B→C→Dという行動順が決まれば、麻痺しようが追い風が吹こうがそのターンは関係がありませんでした。なので、大体の素早さが分かっていれば、技選択時に行動順も分かるのでそれを元に、場に出ているポケモンたちにどんな関係があるのかを判断していました。

例えば、
相手:ギャラドス エルフーン

こちら:ライチュウ(HPあと少し) ナットレイ 

だったとしましょう。通常の素早さ順だと、エルフーン>ライチュウ>ギャラドス>ナットレイの順に動くことが考えられます。ライチュウのHPあと少しと書いたのは、エルフーンの攻撃は耐えられて、ギャラドスのたきのぼりでは瀕死になってしまう程度に残っていると考えてください。

これまでだとライチュウがギャラドスを縛っている関係性にあるので、このターンにギャラドスを動かすことはできず、ギャラドスの選択肢としては交換、守る、やられるのを覚悟で攻撃するの3択になります。最も多い行動パターンはギャラドスに守らせて、エルフーンでライチュウを攻撃するか、エルフーンが追い風を撃つことだと考えられます。エルフーンで攻撃してライチュウを次の攻撃で仕留められる圏内まで持っていければ相手は有利になります。

ここまでの解説がこれまでの素早さ順でのダブルバトル解説です。ダブルバトルではこういった読み合いが発生します。ただ、今作のポケモン剣盾では行動順が技を使用するごとに再判定されるようになっています。

ポケモン剣盾ダブルバトルの行動順決定仕様での解説

行動順が技を使用するごとに再判定されるというのがどういうことかを先ほどの例で解説します。

相手:ギャラドス エルフーン

こちら:ライチュウ(HPあと少し) ナットレイ 

通常の素早さ順だと、エルフーン>ライチュウ>ギャラドス>ナットレイの順に動くことが考えられます。ここまでは同じです。ただ、エルフーンが追い風を覚えていて、追い風を選択したとします。そうすると、その場でギャラドスの素早さが2倍になり、ライチュウの素早さを抜きます。過去の仕様だと行動順は次のターンからギャラドスの方が先になることになっていましたが、ポケモン剣盾からはそのターン中にギャラドスの行動順が速くなります。

なので、行動順がエルフーン>ギャラドス>ライチュウ>ナットレイに変わります。こうなることで、ライチュウ→ギャラドスを縛っていた関係が逆転してしまい、逆にギャラドス→ライチュウを縛る関係性となってしまいます。

なので、逆にライチュウの方が守る選択肢が出てきたり、交代するという選択肢が出てきます。
ただエルフーンが追い風を持っていなかった場合はこうはならないので、持ってるかどうかの判断や、このタイミングで使用してくるかの読みなどが追加されてより一層難しいバトルになっています。

しかも、追い風や電磁波だけならまだしも、今作ではダイマックスがあります。飛行系のダイマックス技(ダイジェット)は攻撃すると味方の素早さが1段階アップします。突然これをやられて行動順が変わった場合は、意表をつかれることになってしまいます

より深みが増したダブルバトル

私はダブルバトルの方がシングルバトルよりも好きです。それは、考えなければいけないことが多いからです。手持ちの2体の枠を相手の2体を倒すためにどのように行動させるのが最適なのかを常に考え続けなければならないからです。シングルバトルよりも読みでの逆転も起きやすいですし、2匹同時でのコンビネーションも活用することができます。

今回、行動順がターン中に変化することでサラブ深みが増したと考えています。また、ダイマックスもあるので、どのタイミングでダイマックスを出すのかも追加された要素になります。シングルバトルでもダイマックスのタイミングがキモになりますが、ダブルバトルも同様です。

メガ進化はアイテムを持たせておかなければできなかったので、どのポケモンをメガ進化させるかは自分の中では決めておかなければならなかったですが、ポケモン剣盾のダイマックスはそうではありません。どのポケモンも好きなタイミングで1試合の中で1度だけ誰かがダイマックスできます。初手からくる相手もいれば、終盤まで取っておく相手もいたりだと、自分のことだけでなく、相手の行動にももちろんパターンが増えています。

シングルバトルでも交換読みは発生しますが、ダブルバトルの方が2体ずつ出ている分、より複雑化しています。シングルバトルよりも参入ハードルは高めに感じますが、やってみると面白さにハマると思うので、ぜひダブルバトルもみなさん試してみてください。面白いですよ。

ダブルバトルで活躍しそうなポケモン

ドラパルト

シングル同様に活躍できそうです。特性のクリアボディはダブルで多いいかくを無効化できます。意表をついて特殊型でも技が豊富なので強いかもしれません。

バン・ドリ

環境で一番出てきそうなのが、バンギラス・ドリュウズの並び。砂パーティでドリュウズのスピードを上げたり、バンギラスの耐久を上げたりと強いです。両方物理なので、うまく威嚇や火傷を活用しながら立ち回らないと、なかなか止まらないパーティです。昔は格闘ポケモンで対策することが多かったのですが、フェアリーも入ってきて格闘の強さが落ちているので、対策するのが非常に難しい並びになっています。

ギャラドス・ウインディ・クチート(威嚇要因)

ダブルバトルの基本とも言える威嚇を覚えたポケモンです。先ほどのバンドリを止めたいなら、カポエラーもオススメします。ギャラドスの飛行技とフェアリータイプのポケモンには注意しましょう。ドラパルトには威嚇は入らないので、ご注意ください。

エルフーン(最速追い風)

前半で説明していたダブルバトルの行動順の仕様変更を活用できるのが、エルフーンです。いたずらごころで先制追い風が打てますので、相方のポケモンの素早さが2倍になり、行動順も早くなる可能性が高まります。

オーロンゲ・キリキザン(タイプ一致ふいうち)

シングルバトル以上に先制技の存在が大切になります。ドラパルトに抜群を取れるタイプ一致ふいうちを打てるこの2体は流行ると思われます。

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