孵化厳選に必要な準備
高個体値のポケモンを育てるためには、孵化厳選が必須です。単に卵を産ませるだけでは高個体値のポケモンは産まれません。孵化の仕組みを知り、効率的な方法を覚えておきましょう。効率的な孵化を実践するための準備も必要ですので、ご紹介していきます。
メタモン
メタモンはほとんどのポケモンと卵を作ることができる唯一のポケモンです。高個体値のメタモン無しには孵化厳選スタートするのは不可能レベルです。そのため、ポケモン剣盾でもメタモン厳選が流行っています。
メタモンの効率的な厳選方法はこちらをご覧ください。
高個体値のメタモンを捕獲しておけば、育てたいポケモンが全くいい個体値でなくても、孵化を繰り返していくことで高個体値にすることができます。
あかいいと
孵化厳選での必須アイテムです。詳しくは後述しますが、親の個体値を3つ引き継ぐところを5つ引き継ぐことができるようになるアイテムです。ステータスは全部で6つですので、5/6が親の個体値となるわけです。
かわらずのいし
かわらずのいしも必須級アイテムです。これは性格に関係するアイテムです。持たせた親の性格に100%なるアイテムです。なので、親の性格を育てたいポケモンの性格にしておくことで、高個体値のポケモンが産まれたけど性格が違ったあああああなんてことにはならなくて済みます。
昔(BWまで)は50%の確率でしたので、前作から優しくなっています。また、今作ではハーブもあるので性格が違ってもなんとかなります。ハーブは入手が少し面倒なので、孵化厳選の際は使わないことをオススメします。
まるいおまもり
まるいおもまりはあったら便利くらいのアイテムです。バトルをするだけで入手できますが、少し手強いです。まるいおもまりの効果は「預かりやで卵を発見しやすくなる」です。手元にアイテムとして持っておくだけで大丈夫です。
パワー系アイテム
あかいいとが出るまでは必須アイテムだったのですが、あかいいとを持っていれば必要ありません。特定の親のステータスの箇所を必ず子に遺伝できるというアイテムです。
孵化歩数を減らせるポケモン
特性「ほのおのからだ」や「マグマのよろい」のポケモンを手持ちに入れておくと孵化速度が2倍になります。孵化をする際は必ず手持ちに入れて作業しましょう。
「あかいいと」と「かわらずのいし」などの入手方法
あかいいと
「あかいいと」はバトルタワーで10BPを貯めるとナックルシティのポケモンセンターの右にいる女性からBPショップで購入できるようになります。10BPは即たまるので楽勝ですね。バトルタワーでジャッジを解放すれば勝手にたまってます。
バトルタワーについてはこちらにまとめています。
かわらずのいし
ターフタウンにある「かわらずのいし」の場所はここです。拾うだけです
まるいおまもり
キルクスタウンのポケモンセンターから右へ進んだホテル(中央の温泉より手前)の2階の左奥から二番目の部屋にいるトレーナーとバトルして、勝利すると 「まるいおまもり」がもらえます。ポケモンのプロデューサー増田さんとよく一緒に出てるディレクターの人が対戦するみたいです。最近よく見ますよね、前は増田さんだけだったけど。
孵化歩数を減らせるポケモン
ガラル鉱山でトロッゴンを捕獲するのがいいそうです。ほのおのからだ持ちです。
孵化での個体値遺伝の仕組み
そもそも、卵を産ませるとどうして高個体のポケモンが産まれるのでしょうか。その仕組みを解説します。
遺伝の仕組みについて
卵を産むためにはオスとメスが必要です、もしくは片方はメタモンでも構いません。
そしてそれぞれの親の個体値があります。
オス親:HABCDS
メス親:HABCDS
この親からできる卵は、オス親メス親のステータス6箇所12個の中から3箇所3個のステータスを子に引き継ぐようになっています。6V同士の親を預けると、最低でも3Vの子どもが産まれるということです。それ以外の3箇所はランダムで個体値が決定します。
3箇所ではなく5箇所になるのがあかいいと
そして、この親から引き継げる個体値を5箇所にできるアイテムがあかいいとです。6V同士の親の場合は最低でも5Vの子どもが産まれます。すげええって思いませんか。すごいんです。ただし、6V同士の親の場合はって話です。なので、高個体値の親が必要になる訳です。
高個体値のメタモンがいるとラク
高個体値、例えば5Vのメタモンがいたとしましょう。HABDSがVのメタモンです。
そして育てたいポケモンはガラルポニータだとして、特にVはない個体とします。
この2匹をあかいいとを持たせて預けた場合
メタモン:HABcDS
ポニータ:habcds
(Vの箇所を大文字、そうでない箇所を小文字としています)
子どもの個体値は厳密には違うかも知れませんが、わかりやすく解説します。
まず6箇所のうちどのステータスを遺伝するかを決定します。あかいいとを保持しているので5箇所です。
遺伝に特殊攻撃(c)を含む場合
cは確定でV ではありません。
c以外の残りの選択された4箇所はメタモンかガラルポニータどちらかの個体値になるため1/2でVになります。
つまり、平均して2Vの子どもが産まれます。
遺伝に特殊攻撃(c)を含まない場合
HABDSが選択されていて、メタモンかガラルポニータなので、平均して2.5Vのポケモンが産まれます。何匹か産ませておくと3Vのガラルポニータが産まれます。
そして、その3Vのガラルポニータを次は親にして、
メタモン:HABcDS
ポニータ:HABcds
例えば、こんな感じに親をしたとしましょう。こうなった場合はもう計算するの面倒だし、書いても伝わらないので書きませんが、4Vは1/2を少し下回るくらいの確率で生まれます。上手くいけば5Vも生まれます。10%くらいかな?5Vが出なくても、4Vが出たらまたそれを親にして、産ませれば5Vはもう目の前です。
このような感じで、理想的なメタモンがいると簡単に理想個体を作ることが可能になります。ガラルポニータは物理アタッカーにする場合はcはいりません。
なかなか伝わらないかも知れませんが、時間あるときに図解もしたいと思ってます。
孵化厳選についてまとめ
・「あかいいと」と「かわらずのいし」を用意する
・高個体値のメタモンを用意する
最低限、この2ステップが完了していれば、厳選は捗ります。
皆さんよき孵化厳選ライフを。
コメント