ツイッターでちらほら、ポケモン剣盾の育成ハードルはさらに下がった！ガチ環境に参入しやすくなった！みたいなツイートを見かけたので、どのくらい育成しやすくなったのかを調査しました。
ポケモンの育成に必要な項目に対して、ポケモン剣盾ではどのように育成ができるかを説明しながら、どのくらいハードルが下がっているかを解説していきます。
ポケモンの育成に必要な手順
シンボル厳選ではなく、孵化をする前提で話を進めます。
①育成したいポケモンを決めて、親個体を用意する
②遺伝技が欲しい場合はきちんと親に覚えさせておく
③親の個体値と性格を育成したいポケモンに合わせておく
④高個体値になるように孵化をする→高個体値のポケモンが生まれる
⑤努力値を振る
⑥レベルを上げる
⑦技を完成させる
の７ステップが必要になるかと思います。各ステップごとにポケモン剣盾ではどのようになっているかを解説していきます。（まだ出ていない情報もあるので、出ていない部分に関しては、これまで通りとします。）
①育成したいポケモンを決めて、親個体を用意する
親個体を用意しないといけないのは、特に変わりはありません。野生のポケモンが高個体値で出やすいとかの情報もないので、このフェーズに関してはこれまでと変わらないはずです。
6Vメタモンがいると、比較的用意しやすいですね。Pokémon HOME来るまでは6Vメタモンも用意できないですが。6Vメタモンも入手できなくはなさそうです。5Vなら割とサクッと出せます。
ねがいのかたまりを減らさない6Vメタモン厳選のやり方はこちら
②遺伝技が欲しい場合はきちんと親に覚えさせておく
遺伝技については、ポケモン剣盾から仕様変更があるようです！
遺伝技は育て屋を使うと後から覚えさせられる
ポケモン剣盾では過去作と異なり、同じ種類のポケモンを2匹あずかりやに預けることで、片方が覚えているタマゴわざを、もう片方にあとから覚えさせることが可能になります。
これはどういうことかというと、遺伝技を覚えていないポケモンを覚えているポケモンと育て屋さんに預けることで、覚えていなかったポケモンが育て屋で遺伝技を覚えるようになるという仕様のようです。
一度で理解するのが、難しいんですがこれは孵化は関係なく、育て屋の中で遺伝技をもう１匹のポケモンが教えてくれると考えると分かりやすいです。そのまま覚えるのではなく、思い出しで思い出せるようになるというものです。
ハートのウロコが必要なくなった
なんと、技の思い出しにハートのウロコが不要になり何もなしに思い出せるようになりました。ラブカスは２つの意味でリストラされてしまうということなのでしょうか・・・。
この仕組みのおかげで配布ポケモンも遺伝技が取得可能に
これまでは配布ポケモンが絶対に覚えることができなかった遺伝技が、この仕組みがあることで覚えることが可能になりました。配布ポケモンならこの技は覚えられないといったことがなくなるので、配布ポケモンが使いやすくなっています。
③親の個体値と性格を育成したいポケモンに合わせておく
こちらも仕様変更があります！！！
性格に仕様変更あり、新アイテム「ミント」
岩尾和昌氏「一つ例を上げましょう。あなたのポケモンが理想的なステータスをすべて持っていたとします。しかし性格が不一致ならば、バトルではあまり使えません。多くの人が、正しい性格が出るまで厳選を繰り返していました。しかし今作では、性格を修正してくれるシステムがあります」
以前、こんなことを中の人が話していたのですが、11月6日にそれに関する新情報が出ました。
個体値はこれまで通り、高個体の親同士であかいいとになりそうですが性格の難易度がグンと下がりました。なんと性格はほぼ関係なくなります。新アイテムである「ミント」をポケモンに与えることで、性格の名前はそのままで性格で上下するステータスの種類を変更させることができます。
例えばひかえめミントなら「とくこうがあがりやすくなり、こうげきは上がりにくくなるミント」など、いろんなミントが存在しているそうです。
なまいきピカチュウにひかえめミントを上げた時の様子。記載はないが、性格はなまいきなまま。確かに、そんな顔をしているようにも見える。性格を変えてしまうアイテムじゃなくて本当に良かった。そうだったら恐ろしすぎる・・・。
ミントってどこで手に入るの？
ミントの入手方法については明らかにされていませんが、以下の２パターンを予想しています。
BP交換で入手
ミントの入手方法はバトルタワーでのBP交換で手に入ると予想します。過去作でも「パワーリスト」や「とくせいカプセル」のような、育成に関係するアイテムはバトルタワーで交換できました。
マックスレイドバトルの勝利報酬
マックスレイドバトルに勝利することでさまざまな道具が手に入ります。手に入る道具は不明ですが、ミントが入手できる可能性も十分に考えられます。
④高個体値になるように孵化をする→高個体値のポケモンが生まれる
・親の個体値を高くしておく
・ひたすら孵化をする
ことは変わっていないので、必要になるまでの歩数がそもそも少なくなっていたり、孵化パワーのような一時的なものでもいいので、歩数が半分になるような仕組みがあるといいですね。あとは、マグマのよろいですね。1,000歩くらいで生まれてくれると楽なんですが。
あとは、簡単に走れるロードのような場所もあるといいですね。BWでぐるぐる回れたのは最高でした。洗濯バサミでやるやつです。
⑤努力値を振る
今回、努力値振りにもメスが入りました！なんと！
ドーピングアイテムが上限なしで限界値まで使用可能！
素晴らしいです！金さえあれば、好きなところまでドーピングで努力値を振ることができます。微調整だけ、努力値ふればいいことになります。薬漬けだゼェ。
また、ポケジョブのゼミでなんと放置で努力値が振れるようになっています。
努力値についてはこちらにまとめましたのでご覧ください。
⑥レベルを上げる
タブンネ狩りのようなものがあるとは聞いていませんが、こちらも新アイテムが登場です！
レベル上げアイテム「けいけんアメ」
ふしぎなアメじゃないんかい！と思ったんですが、効果はどんな感じなんでしょうか。経験値がもらえるアメで、マックスレイドバトルなどで入手することが可能とのことです。
けいけんアメXLの仕様で３万経験値ですか。ふしぎなアメよりもいい点は、低レベルの時に使うとふしぎなアメよりもレベルは上がりますね。逆に高レベルになればなるほど、ふしぎなアメの方がよくなりそうです。画像から分かりますがふしぎなアメもあるようなので、上手に使うようにしましょう。
経験値取得演出のスキップ
地味に嬉しい機能も追加されています。レベル1から一気に上がるのは見てられませんからね。
学習装置の廃止
学習装置は存在せず、パーティにいるポケモン全てに経験値が割り振られることになりました。
⑦技を完成させる
遺伝技については先ほど触れました。遺伝技はこの段階まで来て、あ！！それ遺伝かよ！！！と思っても、今作では取り返しがつきます！作り直しする必要がないのは本当に嬉しいですね。
さらに、思い出し技もハートのウロコが必要ないことには触れましたね。
もう１つ、地味に嬉しいことがあるのでご紹介しておきます。
「ポケセン内で姓名判断・技思い出し・技忘れ」がまとめてできる
技だけでなく、名前変えることも全部ポケセンでできるようになっています。
その他変更点
育成とはそこまで関係しないのですが、ひでん技がなくなるそうです。
岩尾和昌氏によると、ひでんマシンは剣盾の世界観に合わなかった。「従来のRPGは鍵を探してドアを開けてゆく構造で、初期のポケモンではひでんマシンが鍵の役割を担っていました。サンムーンシリーズではライドポケモンを代わりに採用しましたが、こちらも剣盾のコンセプトには合わないと考えました。特にワイルドエリアでは、より高い自由度を提供したい。プレイヤーそれぞれの冒険の仕方を楽しんでもらいたいと考えました。そのため、ひでんマシンに準ずる要素は全て合わないと考え、全廃止を決意しました」
とのことです。
ポケモン剣盾育成のハードルがまとめ
・遺伝技は後から覚えさせることが可能！
・ハートのウロコがなくなった！
・新アイテム「ミント」で性格補正箇所を自由に変更できる
・ドーピングの上限がなくなり、努力値の上限まで使用可能！
・「けいけんアメ」で経験値の取得が可能！
・経験値取得演出のスキップ機能
・学習装置の廃止
ハートのウロコ、遺伝技あたりが地味に嬉しいですね。
性格もまあ嬉しいですが、特にシンボル厳選や配達員厳選で効果を発揮しそうです。
個体値系は前作から王冠がありますが、剣盾にもあるんでしょうか。もしあるなら、個体値も努力値もレベルも道具でできちゃうなんて、すごい時代ですね。厳選の必要がほとんどなくなりそうです。
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