個体値とは?
同じ種族のポケモンでも1匹1匹の能力が違うことがほとんどです。それを決定するのが個体値(こたいち)です。個体値によって、同じ種類のポケモンでも能力値にわずかな変化が生じてきます。
この画像のように同じLv.4のコイキングでもステータスが微妙に異なります。右のコイキングの方がこうげき・とくこうが低く、とくぼうが高いです。これが個体値の差です。
個体値には0~31(V)までの数値が存在しており、個体値はHABCDSの6つにそれぞれに個体値が存在しています。個体値がステータス(能力値)にどう影響するかは先ほど説明した計算式の通りです。
HPのステータス(能力値)=(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+レベル+10
HP以外のステータス(能力値)={(種族値×2+個体値+努力値÷4)×レベル÷100+5}×性格補正
この式はレベル50の場合、個体値が➗2された数値がステータスに反映されることになります。レベル50で例えるのはランクバトルがレベル50で固定されるからです。
つまり個体値0と31では15.5もステータスに差が出ることになります。この15.5という数値は、ステータスで1.1倍~1.2倍程度の差が出るくらいだと思っておいてください。
バトルで使うなら、当然個体値が31(V)のポケモンが有利です。個体値が31(V)だったら倒せてたのに!や、ここで瀕死にならなかったのに!という場面もあるので、個体値が31(V)のポケモンをバトルでは使うようにします。
ちなみに31のことをVとも言います。32進数で数えた場合、アルファベットのVが31に当たるからです。
つまり強いポケモンを育てるには、高い個体値を持ったポケモンを探し出さなければなりません。高い個体値を見つけるためにポケモンでは、2匹のポケモンを預けることでタマゴを産ませる仕組みがあります。
この仕組みを使って上級者は、高個体値のポケモンが産まれるまで『タマゴ』を孵化し続けます。そのやり方や仕組みについては以下の記事を参考にしてください。
個体値を調べる方法
個体値は隠しステータスなのですが、ある程度の数値は実はゲーム上で調べることができます。剣盾ではボックスで調べることができます。
セリフ一覧
個体値ごとにセリフが変わっているので、目安にすることができます。
コメント | 個体値 |
さいこう | 31(V) |
すばらしい | 30(U) |
すごくいい | 26〜29 |
かなりいい | 16〜25 |
まあまあ | 1〜15 |
ダメかも | 0(逆V) |
ゲーム中では個体値をこれ以上正確に知ることはできず、必要に応じて前述の計算式を使って逆算で求めることになります。 ただ、基本的にはVや0が分かればいいので、ゲーム内の記述だけで確認することが多いです。
個体値ジャッジの解放条件
個体値ジャッジは最初から用意されているわけではなく、解放する必要があります。個体値ジャッジを解放するための条件を記載します。
ストーリーをクリアする
個体値ジャッジを解放するためには、まずはストーリーをクリアする必要があります。まだクリアできていない人は早急にストーリークリアを目指しましょう。
バトルタワーで勝ち抜きランク4になる
ストーリーをクリアした後はバトルタワーをやりましょう。バトルタワーはレンタルパーティでも挑めるので、ポケモンを育成する必要はありません。バトルタワーでランク4になれば無事にジャッジ解放です。
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